えいたんごクイズ独自集計
英検・TOEIC・TOEFL・IELTSの単語はどれくらい難しい?
級・スコア帯ごとの単語リストを、34,495語の難易度順位で比較
公開:2026年7月19日 / 最終更新:2026年8月13日 収録・難易度データ:2026年8月6日時点
先に結論
英検は級が上がるにつれて、単語の難易度分布もはっきり難しい側へ移動します。ただし境界で完全に分かれるわけではなく、隣接する級にはかなりの重なりがあります。TOEIC・TOEFL・IELTSもスコア帯が上がるほど中央値は上がりますが、上位帯ほど専門語や抽象語を含むため分布の幅が広がります。
ここで示すのは試験団体が公表した出題語彙の統計ではなく、当サイトが試験対策用に編成した単語リストの比較です。
難易度順位の読み方
比較対象
34,495語
有効な英語表記を重複除外
回答データで校正済み
32,421語
全体の94%
順位の向き
小さいほど基本語
1位側から難しい側へ並べる
各単語が持つIRTの難易度を易しい順に並べ、外部の方にも比較しやすい相対順位へ変換しました。「中央値」はリストのちょうど中央にある単語、「中央50%」は真ん中半分の単語が収まる範囲です。順位は約100語単位に丸めています。
以下の図は横軸を難易度順位1〜30,000位、縦軸を2,000語区間ごとの収録語数としています。
英検の難易度分布
英検単語一覧 →英検対策リストは、過去問や複数の語彙資料を参照し、当サイトが独自に単語を選定・級別分類しています。級が上がるにつれて中央値と中央50%の範囲が段階的に右へ移る一方、基礎語から上級語まで一定の重なりがあります。
英検:級・スコア帯別の出現数
横軸:難易度順位 / 縦軸:2,000語区間ごとの出現数
| 区分 | 収録語 | 中央値 | 中央50%の範囲 | 中央80%の範囲 |
|---|---|---|---|---|
| 英検5級 | 254語 | 約900位 | 約400位〜約1,700位 | 約100位〜約2,600位 |
| 英検4級 | 381語 | 約2,000位 | 約1,000位〜約2,800位 | 約400位〜約3,700位 |
| 英検3級 | 572語 | 約3,000位 | 約2,100位〜約3,900位 | 約800位〜約4,800位 |
| 英検準2級 | 857語 | 約3,500位 | 約2,200位〜約5,000位 | 約1,000位〜約6,300位 |
| 英検2級 | 1,285語 | 約5,700位 | 約4,100位〜約7,200位 | 約2,600位〜約8,900位 |
| 英検準1級 | 1,929語 | 約9,100位 | 約6,700位〜約10,800位 | 約4,800位〜約12,600位 |
| 英検1級 | 2,893語 | 約14,900位 | 約12,400位〜約18,500位 | 約10,400位〜約22,900位 |
TOEICの難易度分布
TOEIC単語一覧 →TOEIC対策リストは、NGSLとTSL(TOEIC Service List)を土台に、外部CEFRデータのA2・B1・B2・C1以上を600・730・860・990へ対応させています。B2・C1帯では、一般・ビジネス分野の収録語も補っています。TSLや試験団体の公式リストをそのまま転載したものではありません。
TOEIC:級・スコア帯別の出現数
横軸:難易度順位 / 縦軸:2,000語区間ごとの出現数
TOEFL iBT・IELTSの難易度分布
TOEFL iBT単語一覧 →IELTS単語一覧 →
TOEFL iBTとIELTSの対策リストは、どちらもNGSLとNAWL(New Academic Word List)を土台に、同じCEFR分類と分野拡張ルールで編成しています。現在は対応する3段階の単語集合が完全に一致するため、TOEFL 60・80・100とIELTS 5.5・6.5・7.5をそれぞれ統合して表示します。
TOEFL iBT・IELTS:級・スコア帯別の出現数
横軸:難易度順位 / 縦軸:2,000語区間ごとの出現数
分布から分かること
級やスコアは「境界線」ではない
隣接する区分の分布は大きく重なっています。「この順位より易しければ3級、難しければ準2級」のように一線で区切ることはできません。上位級の文章でも基本語は頻繁に使われます。
上位帯ほど分布が広い
上位帯には一般語に加え、抽象語・学術語・分野語が入ります。そのため中央値が上がるだけでなく、基本語側から非常に難しい側まで範囲が広がります。
集計方法とデータの出所
- クイズ対象として有効な収録語を英語表記ごとにまとめ、複数の意味がある語は最も基本的な意味側の難易度を採用しました。
- 回答データによる校正値がある語は校正後の難易度を使い、まだ十分な回答がない語は初期難易度を使いました。
- 内部のIRT値を直接掲載せず、全34,495語を易しい順に並べた相対順位へ変換しました。
- 各試験リストについて第10・25・50・75・90百分位を計算し、約100語単位に丸めて掲載しました。
よくある質問
英検の級が違っても単語の難易度が重なるのはなぜですか?
各級の単語リストは境界で完全に分かれるものではないためです。上位級でも基本語を使い、下位級にも学習者にとって難しい語が含まれるため、隣接級の分布は自然に重なります。
TOEFLとIELTSの単語難易度分布が同じなのはなぜですか?
現在の当サイトでは、どちらもNGSL・NAWLとCEFR分類を共通の土台としてリストを編成しているためです。試験形式が同じという意味ではなく、対策語彙リストの分類方法が共通しています。
表の難易度順位まで覚えれば試験に合格できますか?
順位は単語リスト同士を比較するための相対的な指標で、合格に必要な語彙数を直接示すものではありません。実際の試験では文法、読解、聞き取り、作文なども含めた総合力が必要です。
自分の語彙力と比べてみる
20問の語彙力診断では、回答した単語の難易度から現在の語彙力を推定します。
関連ページ
- 項目応答理論(IRT)とは? — 単語難易度と語彙力を推定する仕組み
- 英検 英単語一覧 — 5級から1級まで
- TOEIC 英単語一覧 — 600点から990点まで
- TOEFL iBT 英単語一覧 / IELTS 英単語一覧