chelate
意味一覧 (2件)
キレート
解説
金属イオンを中心に、配位子が二つ以上の結合点で抱え込んでできた錯体そのもの。分析化学では検出・分離、医療では金属中毒治療や造影剤など、特定の構造をもつ金属複合体名として使われます。
覚え方のコツ
名詞の chelate は、反応や操作ではなく『できあがった金属錯体』を指す語として押さえます。語源の chele は『はさみ・爪』に関係し、金属を輪のような配位構造で保持した完成形を思い描くと区別しやすいです。complex より専門的で、複数点で配位して安定な環状構造を作る点が核心です。
例文
Chelate compounds are used in medical treatments.
キレート化合物は医学的治療に使用される。
The doctor prescribed a chelate therapy for metal poisoning.
医者は金属中毒に対してキレート療法を処方した。
Chelate compounds bind to toxic metals to remove them from solutions.
キレート化合物は毒性金属に結合して溶液から除去する。
キレート化する
(意味 2)解説
金属イオンを、EDTAのような分子が複数の結合点で取り囲んで安定化する、または溶液や体内から捕まえて除去しやすくする動作を表します。名詞 chelate の『錯体』を作る過程に焦点があります。
覚え方のコツ
動詞 chelate は『金属をキレートにする』という操作・反応の語です。bind が単に結合するなら、chelate は鉄、カルシウム、鉛などの金属イオンを多点で囲い込み、動きにくくしたり排出しやすくしたりする感じです。研究室では試薬が金属を chelate する、医療では有害金属を chelate して治療する、という文脈で覚えると実用的です。
chelate の語源・成り立ち
chelate は近代ラテン語 chela「かにの爪」から来ており、語源はギリシャ語 khele「爪、はさみ」です。化学では分子が金属イオンを爪のようにがっちり挟むのでこの名になりました。chelation、cheliped も同じ khele 系で、形の比喩がそのまま意味になっています。
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