performative
遂行的な、見せかけの
解説
発話や行為が、その場で何かを成立させる「遂行的な」という意味で使われる形容詞。近年は、実質がないまま人に見せるためだけに行われる、見せかけの・表面的なという批判的な意味でもよく用いられる。
覚え方のコツ
perform が見えたらまず「実行する・演じる」を思い出す。そこに -ative が付いて「ある働きをする性質の」という形なので、performative は「言う・やること自体が何かを成立させる」感じ。いっぽう現代では performance に近い連想で、「中身より見せ方が前に出た」批判にもなる。performative activism のように、実効性よりアピールだけの文脈でよく出るので、「実行」と「演出」の両義性で覚えると残りやすい。
例文
When a priest says 'I now pronounce you husband and wife,' this is a performative utterance that creates the marriage.
司祭が「今ここに二人を夫婦と宣言します」と言うとき、それは結婚を成立させる遂行的な発話である。
Linguists study performative utterances that bring actions into being.
言語学者は、発話することで行為を成立させる遂行的な表現を研究する。
His apology felt performative rather than sincere.
彼の謝罪は心からのものというより、見せかけだけのものに思えた。
performative の類義語・関連語
performative の語源・成り立ち
performative は1955年にJ.L.オースティンが perform + -ative で作った語で、perform はアングロ・フランス語 performer、さらに古フランス語 parfornir に由来します。核は「実行すること」で、そこから中身より行為の見せ方を前面に出す「パフォーマンス的な」という意味が見えます。関連語は perform, performance。
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