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現在分詞・過去分詞の使い分け — 「する側」か「される側」かで考える

分詞は動詞から作られ、形容詞のように名詞を説明する形です。現在分詞は -ing、過去分詞は 規則動詞の -ed や不規則変化。基本は、名詞が動作をする側なら現在分詞、動作を受ける側なら過去分詞です。

この記事のポイント

  • 現在分詞は基本的に能動・進行、過去分詞は基本的に受動・完了した状態
  • 1語なら名詞の前、語句を伴う分詞句なら名詞の後ろに置くのが基本
  • 感情を起こさせる側は -ing、感情を受ける側は -ed

現在分詞と過去分詞の基本

基本の意味
現在分詞(-ing)〜している、〜させるa sleeping baby
過去分詞(-edなど)〜された、〜してしまった状態a broken window

-ing 形は進行形動名詞にも現れます。文中で何の働きをしているかを見分けることが大切です。

限定用法 — 名詞を直接説明する

分詞が名詞を直接修飾する使い方です。1語なら名詞の前、目的語や副詞を伴うまとまりなら名詞の後ろに置くのが基本です。

a sleeping baby — 眠っている赤ちゃん

a broken window — 割られた窓/割れている窓

the girl playing the piano — ピアノを弾いている少女

a novel written by Soseki — 漱石によって書かれた小説

playing の意味上の主語は the girl、written の対象は a novel です。「名詞がその動作をするのか、受けるのか」を確認すると選びやすくなります。

叙述用法 — 補語として状態を説明する

分詞は SVC や SVOC の補語になり、主語・目的語の状態を説明できます。

She came running toward us. — 彼女は私たちの方へ走ってきた。

I saw him crossing the street. — 私は彼が通りを渡っているのを見た。

I heard my name called. — 私は自分の名前が呼ばれるのを聞いた。

Don't leave the water running. — 水を出しっぱなしにしないで。

文型の考え方は英語の5文型で整理できます。

excitingとexcited — 感情の向きで見分ける

感情を表す分詞は「人なら -ed、物なら -ing」と暗記すると例外に困ります。正確には、感情を起こさせる側が -ing、感情を受ける側が -edです。

起こさせる側受ける側
The game was exciting.We were excited.
The book is interesting.I am interested in the book.
The news was surprising.Everyone was surprised.
The work is tiring.The workers are tired.

過去分詞が「完了・結果」を表す場合

過去分詞は受動を表すのが基本ですが、一部の自動詞では変化が完了した結果の状態を表します。fallen leaves(落ち葉)、a retired teacher(退職した教師)などです。すべての自動詞で自由に作れるわけではないため、よく使われるまとまりで覚えましょう。

よくある間違い

❌ I am interesting in music. → ⭕ I am interested in music.
興味を感じる側なので interested を使います。

❌ the window breaking by the ball → ⭕ the window broken by the ball
窓はボールによって割られる側なので過去分詞です。

❌ the playing piano girl → ⭕ the girl playing the piano
分詞が目的語を伴う場合は、まとまりを名詞の後ろに置きます。

理解度チェック

  1. The language (speaking / spoken) in Brazil is Portuguese.
    答えを見る
    答え: spoken(言語は話される側)
  2. The news was (surprising / surprised), and everyone was (surprising / surprised).
    答えを見る
    答え: surprising / surprised

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