demagogue
民衆扇動家
解説
理性的な議論よりも、大衆の不安・怒り・偏見などの感情に訴えて支持を集めようとする政治家や指導者を指す語。人々をあおるような強い言葉で世論を動かし、自らの権力拡大を図る含みを持つ。
覚え方のコツ
demo- を democracy と同じ「people」の印として覚えると入口が作れます。そこで demagogue は「民衆に向けて話す人」から、理性より怒り・不安・偏見に火をつけて支持を集める政治家、というイメージで固定すると残りやすい語です。単なる leader や popular politician ではなく、聞き手を落ち着かせるよりあおる側。ニュースや評論で a dangerous demagogue, the rise of a demagogue のように出やすい。democrat と綴りの出だしが似るので、民主的な人ではなく「大衆を煽る人」と逆向きに覚えると混同しにくい。
例文
The demagogue whipped the crowd into a frenzy with inflammatory rhetoric about immigration.
その民衆扇動家は、移民に関する扇動的な言説で群衆を熱狂させた。
History teaches us that a demagogue can rise to power by exploiting public fear and resentment.
歴史は、民衆扇動家が大衆の恐怖や不満を利用して権力を握りうることを教えている。
The editorial warned that the candidate was behaving more like a demagogue than a statesman.
その社説は、その候補者が政治家というより民衆扇動家のように振る舞っていると警告した。
demagogue の類義語・関連語
派生語
紛らわしい語
demagogue の語源・成り立ち
demagogue はギリシャ語 demagogos に由来し、demo-「民衆」+ agogos「導く人」という分解です。democracy や pedagogue が近い仲間で、もともとは単に「民衆を導く人」。それが煽動的な政治家を指すようになり、語の評価が後から悪化したのが興味深いです。
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