anticipatory
予期しての
解説
これから起こると予期される事柄に関係して、前もって生じる反応や状態を表す形容詞。医学・心理・法律などで、anticipatory nausea や anticipatory breach のように、出来事そのものより「起こると見込んでいること」が原因になる場合に使う。
覚え方のコツ
anticipatory は動詞 anticipate「予期する」から作る形容詞。まずは「予期することに関係した」と考えると覚えやすい。特に anticipatory anxiety は「まだ起きていないことを考えて生じる不安」、anticipatory nausea は「起こると予期して出る吐き気」。既存の「先を見越した」「期待に満ちた」よりも、ここでは中立的に「予期が原因・前提になっている」点を押さえる。語尾 -ory は explanatory, advisory などと同じ形容詞型。
先を見越した、期待に満ちた
(意味 2)解説
これから起こることを予期して前もって反応したり備えたりする様子を表す形容詞。状況に先回りして対策を取る場合にも、良い出来事を前にして期待が高まっている気持ちを表す場合にも使われる。感情面と行動面の両方に用いられる語。
覚え方のコツ
このエントリでは anticipatory を「先を見越した、期待に満ちた」というやや限定的な意味で覚える。anticipate には「これから起こることを予期する」だけでなく、その予期にもとづいて先に動く、または気持ちが先走る感覚がある。anticipatory measures は「先を見越した対策」、anticipatory buzz/excitement は「期待で高まる雰囲気」。別エントリの基本義「予期しての」より、行動や感情が未来へ先に向いているニュアンスを意識する。
例文
There was an anticipatory buzz in the crowd as the concert was about to begin.
コンサート開始を前に、観客の間には期待に満ちたざわめきが広がっていた。
The company took anticipatory measures to protect against potential cyberattacks.
その会社は想定されるサイバー攻撃に備え、先を見越した対策を講じた。
She felt an anticipatory thrill as she opened the envelope containing her exam results.
試験結果の入った封筒を開けるとき、彼女は期待で胸が高鳴った。
anticipatory の語源・成り立ち
ラテン語 anticipare「前もって取る、先んじる」に由来。ante「前に」+ capere「取る」がもとで、anticipate の形容詞形として「予期に関わる」の意味になった。
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