miscast
意味一覧 (2件)
配役が不適な
解説
役者が役の年齢、威厳、声質、人物像などにしっくり合わず、観客や批評家に違和感を与える状態。演技の巧拙より、完成した映画・舞台を見て「この役には別の人が自然だった」と評する形容詞で、主演にも脇役にも使う。
覚え方のコツ
cast を「配役された顔ぶれ」と見ると、miscast は作品の中で役者と役がかみ合わない状態。be miscast as the king なら「王役として浮いている」、be miscast in a comedy なら「喜劇に置くと調子が合わない」。動詞が配役する側の判断を指すのに対し、形容詞では観客から見える仕上がりの不一致を押さえるとよい。good actor but miscast のように、役者の力量と役への適合性を分けて評価する語。
配役ミス、不適役に配役する
(意味 2)解説
監督、プロデューサー、配役担当者などが、俳優をその人物像に合わない役へ割り当てること。誰を選んだかという制作側の判断ミスに焦点があり、受け身の be miscast では「不適役に置かれた」という結果を表す。
覚え方のコツ
mis- は「誤って」、cast はここでは「役を振る」。動詞の miscast は、完成後の違和感そのものではなく、その原因となる配役行為を表すと整理しやすい。They miscast him as a romantic lead なら「彼を恋愛映画の主演にする配役判断を誤った」。形容詞用法の miscast が作品内の状態を描くのに対し、この動詞はキャスティングの決定過程に目を向ける。名詞的な「配役ミス」も同じ発想から来る。
例文
The critics argued that the lead actor was miscast in the comedic role.
批評家たちは、主演俳優はその喜劇役には不向きな配役だったと主張した。
Despite being miscast, the actor delivered a credible performance.
不適役に配役されたにもかかわらず、その俳優は説得力のある演技を見せた。
The film's poor reception was partly attributed to miscast supporting actors.
その映画の不評は、脇役陣の配役ミスにも一因があるとされた。
miscast の語源・成り立ち
miscast は mis-「誤って」+ cast「配役する」から成る語。cast は古ノルド語 kasta 由来で、英語では「投げる」から「役を割り当てる」意味へ広がった。
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