before
以前に、前に
解説
副詞の before は、ある基準時より前の時点を「以前に」「前に」と単独で示す語です。後ろに名詞を置かずに使えるのが前置詞用法との違いで、文脈が基準時を補います。経験・既出の出来事・過去の状態を振り返る文でよく現れ、会話でも文章でも頻出です。
覚え方のコツ
before は after の反対としてまず固定すると覚えやすい語。時間・順序・位置の「前」をひとまとめに持ち、before class, before dinner, before the exam のように名詞の前に置ける。さらに before you go のように節も続けられ、I saw it before なら単独で「以前に」。ago は「今から見て〜前」、in front of は場所の真正面なので、そこを分けると混乱しにくい。
例文
I had seen this movie before.
私は以前にこの映画を見たことがあった。
We have met before, haven't we?
私たち、前に会ったことがありますよね。
Never had she felt so nervous before.
彼女はそれまでこんなに緊張したことがなかった。
〜する前に
(意味 2)解説
接続詞の before は「before+主語+動詞」の節で、後続の出来事を基準時にし、その時点より先に別の行動が起こることを表す。注意・手順・条件づけで「〜してしまう前に」という切迫感を添えることも多い。
覚え方のコツ
節をまるごと後ろに置けるのが接続詞 before の目印。before you leave なら「あなたが出発する」という出来事の手前に線を引き、その線より先に済ませる動作を前に出す感覚で覚える。前置詞の before lunch は名詞基準だが、ここでは小さな文が基準になる。after は線の向こう側、until は線まで続く状態を表す。
〜の前に
(意味 3)解説
前置詞の before は名詞・代名詞・動名詞を基準に、「その時刻・出来事・順番・場所より前」を示す。締切前、会議前、名前が先に並ぶ順序、建物の前など、直後に置いた名詞句をものさしにして手前側を指定する。
覚え方のコツ
before dinner, before the exam, before entering のように、直後に名詞句や動名詞が来たら前置詞用法。fore は「前」を表す要素なので、基準になる物や出来事の手前に立つイメージで押さえる。接続詞 before you answer では節全体が基準になるが、前置詞では短い名詞句だけで基準を作れる。ago は現在から過去を数える語なので役割が違う。
例文
Please finish your homework before dinner.
夕食の前に宿題を終えてください。
I had never seen snow before moving here.
ここに引っ越す前は、雪を見たことがなかった。
Think carefully before you answer.
答える前によく考えてください。
before の語源・成り立ち
古英語 beforan「前に、前方に」に由来し、be「そばに」と foran「前方」が結びついた形とされる。空間の前方という感覚から、時間的な先行や順序の前を表す意味へ広がった。
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