えいたんごクイズ

不規則動詞の過去形・過去分詞一覧103語 — 型で覚えるコツと例文

不規則動詞は、過去形や過去分詞を作るときに単純に -ed を付けられない動詞です。1語ずつばらばらに暗記するより、原形・過去形・過去分詞を3語セットにし、変化の型と音のまとまりで覚える方が整理しやすくなります。この記事では、中学・高校で優先して覚えたい 103 語を一覧にしました。

be・have・go のように、不規則動詞にはよく使う語が多くあります。使用頻度が高い不規則形ほど、歴史の中で規則形に置き換わりにくかったという研究もあります。覚えるのは少し面倒でも、よく出会う語だからこそ使う機会も多いはず。まずは短い文で繰り返し使い、少しずつ慣れていきましょう。

この記事のポイント

  • 過去形は過去の文で述語になり、過去分詞は have や be などと組み合わせて使う
  • まず最重要20語を覚え、次に A-A-A/A-B-B/A-B-A/A-B-C の4つの基本パターンとA-A-Bの例外へ広げる
  • read の発音、be の was / were、get の got / gotten などは例外として別に確認する
  • 代表的な語形は不規則動詞専用の活用クイズで確認できる

過去形と過去分詞は何が違う?

過去形は「昨日した」のような過去の出来事を表し、それだけで文の述語になれます。過去分詞は時制の名前ではなく動詞の形で、現在完了の have + 過去分詞、受動態の be + 過去分詞などに使います。

過去形と過去分詞の使い方の違い
形 基本の使い方 write の例
過去形 過去の文の述語 I wrote the email yesterday.
過去分詞 have / be などの後ろ I have written the email.

I wrote the email yesterday. — 私は昨日そのメールを書いた。(過去形)

I have written the email. — 私はそのメールを書き終えている。(現在完了)

The email was written in English. — そのメールは英語で書かれていた。(受動態)

時制そのものを復習するときは現在形・過去形・未来形、使い方を詳しく学ぶときは現在完了形と受動態を確認してください。本記事は「どの語形を選ぶか」に集中します。

まず覚える最重要20語

最初から103語を同じ重さで覚える必要はありません。会話や基本文法で特によく使う次の20語から始め、go - went - gone のように左から声に出しましょう。

最初に覚えたい不規則動詞20語
原形 過去形 過去分詞 意味
be was / were been 〜である、いる、存在する
have had had 持つ
do did done する
go went gone 行く
come came come 来る
get got got / gotten 手に入れる
make made made 作る
take took taken 取る、連れていく
give gave given 与える
see saw seen 見る、会う
say said said 言う
tell told told 伝える、話す
know knew known 知っている
think thought thought 考える
find found found 見つける
write wrote written 書く
eat ate eaten 食べる
run ran run 走る
read read read 読む
buy bought bought 買う

4つの基本パターンとAAB型の例外で覚える

A・B・Cは意味ではなく、語形が同じか違うかを表す記号です。たとえば make - made - made は2番目と3番目が同じなので A-B-B型です。分類名を答えることが目的ではなく、暗記量を減らすための整理法として使います。

A-A-A型

3つとも同じ

形を変えない。read だけは発音の変化に注意

A-A-B型

原形と過去形が同じ

代表は beat。4分類だけで覚えると漏れやすい例外

A-B-A型

原形と過去分詞が同じ

come・become・run の3語を先にまとめる

A-B-B型

過去形と過去分詞が同じ

最もまとめやすい型。Bを1つ覚えれば2か所で使える

A-B-C型

3つとも異なる

母音や語尾の似た語を小さなまとまりで覚える

音のまとまりで小分けにする

bring - brought - brought / buy - bought - bought / catch - caught - caught / teach - taught - taught / think - thought - thought

begin - began - begun / drink - drank - drunk / ring - rang - rung / sing - sang - sung / swim - swam - swum

drive - drove - driven / ride - rode - ridden / write - wrote - written

綴りが完全に同じ規則ではありません。似た音の列を記憶の足場にし、最後は各語の3つの形を確認してください。

不規則動詞の過去形・過去分詞一覧103語

型ごとに原形のアルファベット順で並べています。リンクのある原形を押すと、この表の意味に対応する辞書ページで発音・例文・覚え方を確認できます。別品詞・別語義しかない見出し語には、誤ったページへ誘導しないようリンクを付けていません。

A-A-A型 — 3つとも同じ(10語)

A-A-A型の不規則動詞一覧
原形 過去形 過去分詞 意味・注意
cost cost cost 費用がかかる
cut cut cut 切る
hit hit hit 打つ、たたく
hurt hurt hurt 傷つける、痛む
let let let 〜させる
put put put 置く
read read read 読む 過去形・過去分詞は /red/
set set set 置く、設定する
shut shut shut 閉める
spread spread spread 広げる、広がる

A-A-B型 — 原形と過去形が同じ(1語)

A-A-B型の不規則動詞一覧
原形 過去形 過去分詞 意味・注意
beat beat beaten 打つ、たたく

A-B-A型 — 原形と過去分詞が同じ(3語)

A-B-A型の不規則動詞一覧
原形 過去形 過去分詞 意味・注意
become became become 〜になる
come came come 来る
run ran run 走る

A-B-B型 — 過去形と過去分詞が同じ(44語)

A-B-B型の不規則動詞一覧
原形 過去形 過去分詞 意味・注意
bend bent bent 曲げる、曲がる
bind bound bound 縛る、結びつける
bleed bled bled 出血する
breed bred bred 繁殖させる
bring brought brought 持ってくる
build built built 建てる
buy bought bought 買う
catch caught caught 捕まえる
deal dealt dealt 取引する
dig dug dug 掘る
feed fed fed 食べ物を与える
feel felt felt 感じる
fight fought fought 戦う
find found found 見つける
hang hung hung 掛ける、つるす 「絞首刑にする」は hanged
have had had 持つ
hear heard heard 聞こえる、聞く
hold held held 持つ、握る
keep kept kept 保つ
lay laid laid 横たえる、置く 目的語を取る
lead led led 導く
leave left left 去る、残す
lend lent lent 貸す
light lit lit 明かりをつける lighted も使う
lose lost lost 失う、なくす
make made made 作る
mean meant meant 意味する
meet met met 会う
pay paid paid 支払う
say said said 言う
sell sold sold 売る
send sent sent 送る
shoot shot shot 撃つ、撮影する
sit sat sat 座る
sleep slept slept 眠る
spend spent spent 費やす、過ごす
stand stood stood 立つ
stick stuck stuck 貼り付ける、突き刺す
sweep swept swept 掃く
teach taught taught 教える
tell told told 伝える、話す
think thought thought 考える
understand understood understood 理解する
win won won 勝つ

A-B-C型 — 3つとも異なる(45語)

A-B-C型の不規則動詞一覧
原形 過去形 過去分詞 意味・注意
be was / were been 〜である、いる、存在する 主語により was / were
begin began begun 始める、始まる
bite bit bitten かむ
blow blew blown 吹く
break broke broken 壊す、割る、破る
choose chose chosen 選ぶ
do did done する
draw drew drawn 描く、引く
drink drank drunk 飲む
drive drove driven 運転する
eat ate eaten 食べる
fall fell fallen 落ちる、倒れる
fly flew flown 飛ぶ
forget forgot forgotten 忘れる
forgive forgave forgiven 許す
freeze froze frozen 凍る、凍結する、固まる
get got got / gotten 手に入れる 過去分詞は米国英語で gotten、英国英語で got がよく使われる
give gave given 与える
go went gone 行く
grow grew grown 成長する
hide hid hidden 隠す、隠れる
know knew known 知っている
lie lay lain 横たわる 目的語を取らない
mistake mistook mistaken 間違える
ride rode ridden 乗る
ring rang rung 鳴る、鳴らす
rise rose risen 上がる、昇る
see saw seen 見る、会う
shake shook shaken 振る、揺する
show showed shown 見せる、示す
shrink shrank shrunk 縮む、縮める
sing sang sung 歌う
sink sank sunk 沈む、沈める
speak spoke spoken 話す
spring sprang sprung 跳ぶ、突然現れる
steal stole stolen 盗む
swear swore sworn 誓う
swim swam swum 泳ぐ
take took taken 取る、連れていく
tear tore torn 引き裂く
throw threw thrown 投げる
wake woke woken 目を覚ます、起こす
wear wore worn 着る
withdraw withdrew withdrawn 撤退する、撤回する
write wrote written 書く

発音・英米差・紛らわしい形の注意

read は綴りが同じでも発音が変わる

原形は /riːd/、過去形・過去分詞は /red/ です。A-A-A型は「発音まで全部同じ」という意味ではありません。

be の過去形は主語で was / were を選ぶ

I / he / she / it was、you / we / they were が基本です。過去分詞は主語にかかわらず been です。

get の過去分詞は got と gotten がある

英国英語では got、米国英語では「得る・〜になる」などで gotten が広く使われます。試験や教材の基準に合わせつつ、どちらを見ても過去分詞だと分かるようにしておきましょう。

lie と lay は主語・目的語で見分ける

lie - lay - lain は「横たわる」で目的語を取りません。lay - laid - laid は「〜を横たえる」で目的語を取ります。なお「うそをつく」の lie は lied - lied という規則変化です。

hang は意味によって形が分かれる

物を「掛ける・つるす」は通常 hung - hung。「人を絞首刑にする」は hanged - hanged を使います。

忘れにくい覚え方 — 見るだけで終わらせない

  1. 3語を一定のリズムで読む: write - wrote - written の順を崩さず、文字と音を結びつけます。
  2. 1回に5〜10語だけ扱う: ABBの -ought 群など、似たまとまりを小分けにします。
  3. 過去形と過去分詞を別の文で使う: I wrote ... / I have written ... のように、文中の位置まで覚えます。
  4. 間隔を空けて思い出す: 当日、翌日、3日後、1週間後を目安に、一覧を隠して答えます。

語呂合わせは思い出すきっかけにはなりますが、語形を正しく再現できるかは別です。最後は必ず「原形 → 過去形 → 過去分詞」と例文で確認しましょう。

例文で過去形・過去分詞を使い分ける

She went to Kyoto last week.
彼女は先週京都へ行った。— 過去を表す went

She has gone to Kyoto.
彼女は京都へ行ってしまった。— have の後ろの gone

My father built this desk.
父がこの机を作った。— 過去形 built

This desk was built by my father.
この机は父によって作られた。— be の後ろの過去分詞 built

よくある間違い

❌ I goed there. → ⭕ I went there.
不規則動詞に機械的に -ed を付けません。

❌ Did you went there? → ⭕ Did you go there?
疑問文では did が過去を表すため、後ろの動詞は原形です。

❌ I have saw it. → ⭕ I have seen it.
have の後ろは過去形 saw ではなく、過去分詞 seen です。

❌ The window was broke. → ⭕ The window was broken.
受動態の be の後ろも過去分詞を使います。

理解度チェック

  1. I (go / went / gone) to the library yesterday.
    答えを見る
    答え: went。yesterday があり、過去の文の述語なので過去形です。
  2. She has already (write / wrote / written) the report.
    答えを見る
    答え: written。has の後ろには過去分詞を置きます。
  3. This song was (sing / sang / sung) by my favorite artist.
    答えを見る
    答え: sung。was + 過去分詞で受動態を作ります。
  4. Did Ken (take / took / taken) this picture?
    答えを見る
    答え: take。did の後ろは原形です。
  5. read - read - read のうち、過去形・過去分詞の発音は?
    答えを見る
    答え: /red/。綴りは原形と同じですが、原形 /riːd/ とは発音が異なります。

不規則動詞をクイズで確認する

過去形と過去分詞を入力して採点し、間違えた語だけ再挑戦できる専用の活用クイズです。

不規則動詞の活用クイズを始める

関連ページ

語形の確認には Cambridge Dictionaryの不規則動詞表 も参照しています。英語には地域・用法による別形があるため、本記事では日本の中学・高校で先に学びやすい形を中心に掲載しています。

文法と一緒に英単語を定着させよう

例文で理解した単語を、レベルに合ったクイズで繰り返し練習できます。